大学受験と数学とわたし

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新指導要領および2020年大学入試改革に向けて今の中3以下の子にオススメな意外なものとは?【その2】

こんにちは。JAPANくんです。

 

前回は2020年からはじまる新しい入試についてふれました。

 

もし、まだご覧になってない方がいらっしゃればこちらをご覧ください。

 

 

japankunno-suugaku.hatenablog.jp

 

今回は、あたらしい入試に向けて表現力や感性を磨くのにおすすめなコンテンツについて書いてみたいと思います。

 

こんなことを思ったのも、先日参加した朝活がきっかけでした。

 

朝活ネットワーク名古屋という朝活にJAPANくんはよく参加するんですが、いろんな生き方や職業の人が毎回週代わりでゲストとしてみえて、それぞれのテーマについてお話されます。

 

セミナー付きの異業種交流会みたいなイメージですかね。

 

教育者として、いろいろな職業や生き方をしている人に会ってお話を聞く事はとても大事だとおもっています。

 

教育業界はとても人間関係が閉鎖的だし、子どもたちの人生の選択を手伝う身としては色々な進路の可能性みたいなものを引き出しとしてもって置いた方が良いとも思っています。

 

で。そこでこないだ扱われたテーマが「3分でつくれる俳句」というものでした。

 

正直。最初は、、、

 

「え?俳句?」

 

と思いました。

 

でも行ってみてすごく興味が湧いたんです。

 

それは、個人としてもそうだし、子どもたちにとってもいいなーと思ったからです。

 

**朝活の内容**

 

俳句っていうとみんなこんな格好をして昔の人がやってるイメージがあると思うんですが、実際は格好はまったく関係ないみたいです。

 

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昔の人もこんな格好して俳句を書いていたわけではないみたいです。

 

また俳句は、みんなペンネームのような「号」を名乗って書くことが一般的だそうです。

 

実は有名な「吉田松陰」も本名ではなく、本名は「吉田寅次郎」だそうです。

 

勝海舟」も「勝安芳」,「森鴎外」も「森林太郎」という感じで、昔は俳句を書かない人でも気軽に「号」を名乗っていたそうです。

 

確かに、俳句を読むときに本名だと少し気恥ずかしいですよね。笑

 

俳句の「句会」についても教えてもらいました。

 

俳句の発表会は名前を伏せて、ただひたすらみんなで好き・きらいを言い合ってと思うものに投票していくそうです。

 

一番になった人だけ、最後に名乗り出るというのが一般的だそうです。

 

普通なら、「あの先生はすごいから投票しよう」とか「あの人ニガテだから入れない」とかありそうなのに、キャリアとかまったく関係なく純粋に自分が好きなものを選ぶそうです。

 

まずは、プロの俳人の人たちの俳句をみんなで読みました。

 

僕は

 

「ビニル傘ビニル失せたり春の浜」

 

という俳句が一番気に入りました。

 

ただ一番人気がないやつでした。笑

 

逆に、僕が一番いまいちだと思った

 

「手紙即愛の時代の燕かな」

 

というのが一番人気でなかなかJAPANくんは独特な感性をしているんだという発見がありました。

 

先生によれば俳句は「季語」と「その他の言葉」の間にある「味わい」を感じ取るものだそうです。

 

例えばさっきの「ビニル傘ビニル失せたり春の浜」も「ビニル傘」と「春の浜」は全く関係ないわけです。

 

ビニル傘のビニルの部分がなくなって残念だけど「春の浜」が明るい感じを醸し出すので、色々なことが想像できるわけです。

 

実際僕は、なんか大学生くらいの若者が春の浜辺で、傘が壊れてきゃーきゃー良いながら盛り上がってるような姿をイメージしました。

 

受け取り手によっていろんな解釈ができるんですね。

 

おもしろい。

 

季語が奥が深く、俳句をやっている人が「さくら」と言う言葉を見ると

・はかないもの

・美しい

・雨が降ると散ってしまう

 

などいろんなことを想像してしまうそうです。

 

季語をまとめた「歳時記」というものがあり、そこに季語がたくさん載っているのですが、季語の奥深さにより「いつも見ていた世界と見える景色が変わった」と言う人も多いそうです。

 

いろんなものに思いを巡らせたり、心情を重ねたりするようになるそうです。

 

ということでJAPANくんが作った俳句を恥ずかしながら発表したいと思います。

 

「雷鳴やまつりのあとのカプチーノ

 

どうでしょうか?笑

 

こんな感じで、季語を知るだけでも感性が磨かれて、ものを見る目が変わって行く。しかもいろいろな人の価値観も聞けるので2020年からの入試にも良いかもしれませんね!

 

ただ目先の受験のためだけでなく、日本の文化として俳句をやってみるのもいいかもしれませんね!