大学受験と数学とわたし

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学習指導要領や教科書から見る。教育の歴史【ゆとり教育】


こんにちは。JAPANくんです。

 

さてさて、今回も日本の教育の歴史についてみて行きましょう。

 

今回は、いわゆる『ゆとり教育』ってやつですね。

 

何かと騒がれてた世代ですね。

 

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ちなみに戦後、日本の学習指導要領は大きくわけて8回大きな改定がありました。

 

ちなみに学習指導要領とは?(文部科学省HPより)

全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるようにするため、文部科学省では、学校教育法等に基づき、各学校で教育課程(カリキュラム)を編成する際の基準を定めています。 これを「学習指導要領」といいます。
つまり地域による教育内容にバラツキが出ないように、国が定めたカリキュラムで、約10年に1回改定されます。

前回の内容をご覧になっていない方はこちらをご覧ください。

 

学習指導要領や教科書から見る。教育の歴史【新しい学力観】 - 大学受験と数学とわたし

 

さて昭和の後半から平成の最初にかけて、いわゆる『バブル』の時代でした。それにともない受験戦争が激しくなったと言われています。

 

不登校やいじめ、学級崩壊などのさまざまな教育の問題が騒がれだしたのもこの時期です。

 

そのため、『ゆとり』をもって学校生活を送れるように授業時間が大幅に削減されました。

 

完全週休二日になったのもこのころですね。

 

よく誤解があるんですが、ただ楽になるために教育内容を減らした訳ではありません。

 

このころ生まれたのが『総合的な学習の時間』です。

 

教科の指導だけで終わらずに、知識を活用できるレベルにまで落とし込むことが目的でした。

 

文部科学省『総合的な学習の時間』学習指導要領

 

このころから、『思考・判断・表現力』が大事で、それらをつけるために自分の好きなテーマについて調べ学習をしたりプレゼンをしたりするという授業内容でした。

 

教科の学習を最低限にして、知識を活用する時間をゆっくりとる。

 

素晴らしいじゃないですか。

 

でも、ここでも現場の対応が追いつかず…席替えの時間とかになっちゃってたのが現実なんですね。

 

結果、教育内容が減り、授業時数も減り、それらを活用するための時間も有効につかわれず…

 

PISA調査という世界中で行われている統一のテストの出来が世界の水準から、大きくおちてしまったのです。

 

日本「ゆとり教育で学力低下」…PISA調査結果| Joongang Ilbo | 中央日報

 

ただ、『ゆとり世代』と呼ばれる時代の子たちは、結構自分のこだわりとか好きなことと向き合ってるとか、自分を持ってる子が多い気がします。(あくまで主観ですが)

 

あくまで、『学力』は下がったかもしれませんが落ち着いてものを考えたり、習い事や好きなことを追求する時間が多かったのかもしれませんね。

 

次回に続きます!